五日市高校では今年度も、年間を通じた計画的な主権者教育に取り組んでいます。 1年生「公共」の授業の様子を紹介します。
1年生の公民科「公共」ではこれまで、「人間とは何なんだろう?」「自分とは何者なんだろう?」と考えることを通じて、社会参画やキャリアプランニングについて学ぶ時間を設けてきました。
これを受けて6月は、政治分野の学習へと授業を展開しています。 人間が他者と関わり合いながら生きていく存在であることから、対立や利害関係の調整が必要であることに着目し、それが政治であることを理解しました。
授業では、プリントや教科書に加えて、東京都教育委員会発行のリーフレット『民主主義って何だろう?』を活用した学習に取り組んでいます。 現在の民主主義が誕生するまでに人類が経験してきた市民革命と、その支えとなった社会契約説について理解を深めようとしているところです。
さらに授業はタブレット端末を効果的に用いることで、生徒の理解のペースに合った学習となるよう進行しています。
授業では今後、選挙についても学ぶ時間を持ちます。 言葉だけを並べると難しく思われがちのことをできるだけ身近に感じられるよう、分かりやすい学習を心がけ、生徒のこれからの政治的素養の育成につなげていきます。
(掲載1020) |
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