1年生、夏休みのインターンの「体験の言語化」発表を行いました!
 1年生は夏休みに実施したインターンシップの振り返りとして、「体験の言語化」の発表を行いました。外部講師から、発表の際のマナーなどを聞いたうえで、それぞれ異なった体験先に行った仲間に対して自分が体験したことを説明し、体験先で聞いた話や体験前と体験後での「働く」ことに対する自身の変容を言語化しました。

まずはグループ内で発表準備を行い、その後、グループで異なった体験をした生徒にもわかるように発表を行いました。原稿を読むだけでなく、自分の言葉でジェスチャーや目線なども意識しながら発表できていて、素晴らしかったです。普段おとなしい生徒の意外で素敵な一面も見ることができました。

  ⇓ グループで取り組んでいます

相手の目を見て、ジェスチャーをつけながら伝えていました。⇑        

その後、クラス全員に向けて代表者が発表を行いました。講師の先生にビジネスマナーを意識した発表を求められ緊張していましたが、良く頑張っていました。

最後にクラスごとに、学年全体で代表者が発表を行いました。
原稿を見つつも、相手を意識して目線やジェスチャーを加えながら、自分の想いを伝えていたのが印象的でした。「保育園では子供の世話をするだけだと思っていたが、子供のけがをさせないような工夫や人の命を預かる責任を感じた」、「疲れてしまいそうだと思っていたが、実際に子供の笑顔を見て疲れがふっとぶくらい楽しい時間だった」という実際に体験したからこそわかった仕事のやりがいや、「スーパーでは品出しをやってみたら、お客様に気づかないことがあって、注意しないといけないと感じた」など、体験したからこそ感じた仕事の難しさや、「実際に学んだ知識を使えたことや褒めて貰えたことが嬉しかった」と外部の方から褒めて頂いたことが自信につながったといった、参加した生徒1人1人に進路開拓につながる変容があることを感じました。何事も「やってみなければわからない」のです。まずは挑戦してみることが大事です。そして、「やりっ放しにしない」が五日市高校の進路指導のモットーです。「振り返り」を繰り返し行うことで、体験が自分の変容を伴う経験につながっていきます。参観してくださった外部講師の皆さまからは、「感動して涙が出そうだった」「1年生でこれだけ語れるのはすごい」とどの方も皆、生徒のことを褒めていました。私も素直に1年生の可能性を感じた発表会でした。これからの1年生の活躍に期待です。

  ⇓ 初めての学年発表でしたが、100人ほどの前で堂々と発表していました!




(掲載1077)