全国国際教育研究大会の愛媛大会に行く予定でしたが、まさかの台風で対面開催が中止となってしまいました。悔しさで涙をのみましたが、オンライン開催になるとのことで画面越しから想いを届けることになりました。
今回は、原稿を見ずに発表することを目標としました。それぞれのスライドで自分が伝えたい想いを自分の言葉にして伝えるように意識する訓練をしました。
練習やリハでは不安もあったのですが、1人1人がセリフを十分に準備してきて、本番では今までで一番良い発表をすることができました。 3年生はこれが引退前の最後の発表となりましたが、いつになく真剣な表情でした。 「緊張」して何度もトイレに行っていた生徒もいましたが、「緊張」するのは、一生懸命向き合っている証であることがよくわかりました。 生徒には、「これくらいで良いや」ではなく、「もうこれ以上できない」というくらいまで自分を追い込んで自分の成長のための努力を惜しまないようにしてほしいと伝えています。今日発表をした生徒は「やり切った」という感覚を持って、発表を終えてくれたようでした。
今回は、英語弁論や日本語弁論のレベルの高い発表も聞くことができ、研究発表も発表順が4番であったことから、他の学校の発表を見て生徒たちは、闘志を燃やしたようで、ジェスチャーを入れて発表方法を工夫したり、皆で声を合わせて最後の挨拶をしてみようと話をして、直前まで自分たちの発表を最高のものにしようとしていました。先生から言われたことだけでなく、生徒の内側から良くしていこうという雰囲気が生まれたのは、とても良かったことです。
結果は第3位にあたる「日本国際協力センター賞」でした。昨年は「奨励賞」だったので、レベルアップできて良かったです。生徒からは、次は「この人とつながりたい」「海外に発信していくために、海外とつながりたい」といった声も聞こえてきました。3年生からのバトンを引き継ぎ、さらに活動を発展させていきます。 (掲載847) |
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