令和4年度 谷地高等学校「社交ダンス発表会」が開催されました!
 先日の11月29日(火)に本校体育館にて、本校伝統の「社交ダンス発表会」が開催されました。 
 本校では、生涯スポーツに結びつける授業の一環として、科目「体育」の3年次の授業において、外部講師を招聘した社交ダンスの授業を27年間継続して実施しています。県内ではおそらく本校だけの特徴的な取組みであり、県内学校体育関係者や社交ダンス関係者からも注目をされているところです。
 発表会では、3年生77名がこれまでの授業(全8時間)で練習してきたダンスを発表するとともに、講師の先生お二人と大学生の久保さんによるデモンストレーションを間近に拝見し、一流のダンスに触れることができました。会の途中、大学4年生の久保さんへの質問タイムもあり充実した時間をありがとうございました。
 講師の先生は後藤重幸・高橋由美夫妻(山形県プロダンスインストラクター協会会長であり、現在、山形市のダンススタジオでダンスインストラクターとして活躍中)です。後藤先生、高橋先生御指導本当にありがとうございました!

【生徒感想一部抜粋】
Aさん
 初めは少し難しそうなイメージがありましたが、実際にやってみると、ダンスが苦手な私でも楽しく踊ることができ、やりがいを感じました。私は特に、ジルバが好きでした。アップテンポでリズムにのりやすく、踊っていて一番楽しい気持ちになれました。ワルツはペアで足がずれてしまったりすることがあり、ペアでコミュニケーションをとって合わせることができました。今まで知らなかった社交ダンスの魅力を知れて良かったです。今後、また社交ダンスができる機会があれば、今回の経験を活かして、今回よりも難しいことにチャレンジしてみたいです。

Bさん
 最後の発表会は緊張したけど、楽しく踊ることができました。先生方のダンスを見て、衣装もダンスもとてもきれいで感動しました。曲の雰囲気を振付だけでなく、表情や指先も使って表現していて社交ダンスの迫力はこうやって生まれるのかなと思いました。

Cさん
 今回、私は初めて社交ダンスを踊ってみてダンスを通して行うコミュニケーションの楽しさを知りました。私はリズム感があまり無く、踊ることを苦手なもの、難しいことと認識していました。しかし、授業で社交ダンスに触れていく中で相手とコミュニケーションをとりつつ自由に踊ることができるという今までやったことのないかたちでのダンスを知ることができました。また、パートナーを代えながらダンスをすることで今まであまり関わることのなかった相手とコミュニケーションを取ることができました。クラスの雰囲気も社交ダンスを体験する前より良くなったように感じます。私が授業を通して印象に残っているのは、講師の先生が何度もおっしゃっていた「失敗してもいい、楽しく踊ればいい」という言葉です。私はずっと相手のためにも極力失敗しないようにしようと考えていたのですが、そう考えて踊るよりも相手と楽しく踊りたいと考えて踊った方が自然と上手にステップが踏めていたような気がします。

Dさん
 社交ダンスを教えていただいたことである意識を持つようになりました。社交ダンスに興味を持ち、見たり、調べたりして学ぼうとする意識です。芸能人が社交ダンスの全国大会に出場し、世界を目指すという番組を自ら食い入るように見ていました。自分でも驚いています。